Appendix
小ネタや没ネタ、裏話についてまとめています。
ストーリーには出なかった設定や裏話、メタ的な話が含まれます。
特に「運営関係」タブには企画の発足経緯や企画運営に関する主催個人の考えが含まれます。
上記のような内容が苦手な方は閲覧をお控えください。
※実在する作品等の名前を出していますが、このサイトは検索エンジンでヒットしないように設定されています。検索汚染についてのご心配は無用です。
「終約」
「終約」は、「約束された終わり」からとった名称ではありましたが、「集約」とも掛けていました。人類の記録が集約された方舟です。
イメージソングプレイリスト
企画のイメージソング
「ひかるとき」羊文学
「*サヨナラ、ワールドエンド。」sasakure.uk
「浅紫色のエンドロール」cosMo@暴走P
No.A.H.のイメージソング
「空想模倣とノアβ」sasakure.uk
「さよなら、光」未来古代楽団
影響を受けた作品
・手塚治虫「火の鳥 未来編」
・これまでに開催された様々なリアルタイム創作企画
(誠に勝手ながら、個別にタイトルを上げることは控えさせていただきます)
開催理由
理由はただ一つ、「他の方々の作品で見たい、そして自分が行きたい雰囲気・システムの企画が見当たらない!」でした。単純なものです。 この気持ちは昨年冬〜春頃から燻っていたのですが、昨年8月半ばにふと思い立ち、一晩で概要案を書き上げ、ご協力 いただいた方のうち何名かに概要案を見ていただきました。 草案に掲載している内容は、その1週間後に書き上げて、再度見ていただいたものです。
思考実験
草案を見ていただくとわかるように、当初は思考実験の要素は全くありませんでした。 思考実験の要素は草案を完成させた後、ご協力いただいた方にご意見を伺った際、いただいたアドバイスから着想を得て追加したものです。 思考実験の中で、方舟の状況に合うものとしてトロッコ問題をメインに持ってくることは、開催前の時点で確定していました。当初は他の思考実験も絡めるつもりでいたのですが、No.A.H.の設定が詰まるにつれて、トロッコ問題のみに絞り、改変版を出すようにしました。 結果的に、いわゆる思考実験はトロッコ問題のみになってしまったのですが、Q2以降についても楽しんでいただけておりましたら幸いです。 また、トロッコ問題については、本来の義務論vs功利主義の問題として取り扱い、正しいor正しくないの二択のみを選択肢とする、と考えておりました。「大切な人が線路の上にいたら」などの条件を追加することや、第三の選択肢を入れてしまうと、本来のジレンマの設定から外れてしまうためです。 しかし、実際に皆様からいただいた回答から、この方針は早々に捨てております。 Q3で正しい・正しくない以外の選択肢を出したのも、当初は予定しておりませんでした。 このあたりは皆様の回答や反応を踏まえ、ライブ感で適宜変更を入れていました。 No.A.H.の最終的な答えも、大きくは変わりないものの、文言や表現についてはQuestionの結果を踏まえて変更をしています。
更新方法
当初は画像更新の予定でした。というのも、主催自身、自分のペースで更新を読みたい派であり、動画更新があまり好きではないためです。 しかし、動画であれば、参加者の皆様にも、参加キャラクターが見ているものとほぼ同じ映像をお届けできるのではと思いつき、動画方針+privetter版の投稿という形に落ち着きました。 動画を3DCGアニメーションにしたのは上述と同じく、参加キャラクターが見ているものと同じものを、という目的のためです。 No.A.H.の3Dモデルは2025年1月初旬から3月初旬にかけて、およそ2ヶ月かけて作成しました。blenderを本格的に使用したのは今回が初めてでしたが、参考書籍がわかりやすく応用しやすいものであったため、それなりにできたなと思っております。 モデリングの際に参考にしたのは夏森轄さんの「Blenderでアニメ絵キャラクターを作ろう!」前後編です。ご興味がありましたらぜひ。
断 章
当企画は概要投稿から企画開始まで1年以上間が空いてしまうことがわかっていました。断章は、その空白期間を埋めることを目的として付け加えたものです。また、終末の知らせから7月5日まで、世界の雰囲気の一例を示すことも目的の一つでした。あくまで一例ですし、参加キャラクターの皆さんの周りがどんな空気だったのかは指定したくなかったため、なるべく様々な角度から書こうとしておりました。 また、主催の作風、企画の雰囲気を事前に知っていただければ、「思っていたのと違った」と感じてしまうようなことは多少避けられるのではないかな……という思惑もありました。
主催の意図
主催の意図について開催前に投稿したのも、「思っていたのと違った」を少しでも避けたいという思いからでした。 また、ゆるやかな企画であることをお伝えしたり、冷凍睡眠やラボについての資料に「○○のような展開はありません」と明記したのも、同じ理由です。 私は、みなさまのキャラクターの物語が読みたい、その考えを聞いてみたいのであって、企画側のストーリーを楽しんでもらうことは主軸に置いておりませんでした。 (敢えて言うまでもないことですが、企画側のストーリーを楽しむことも一つの楽しみ方です! 場を提供するのみならず、ストーリーでも楽しませてくださる主催様方のことを尊敬しております。本当に難しいことをされているのだと、今回ひしひしと感じました) そのような考えではありましたが、断章やNo.A.H.の変化について楽しんでくださっているポストを拝見し、大変うれしく、光栄にも思いました。ご感想を呟いてくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
今後について
開催に向けて「終約の方舟」の世界のことを考えているうちに、この思考実験をテーマにしたらどんな場が作れるだろうか、この設問に対してはどんな答えがあるだろうか、この状況になったらどんな物語が見れるだろうか……と、他にもアイデアが浮かんできておりました。 今はまだ荒削りで、遊び場としてはまだまだ整備が足りないなと感じております。 また、企画のストーリーなどについては、1冊の本にまとめられたら……と考えております(物質化するのは純然たる主催の趣味です)。No.A.H.のアクスタやフィギュアなども作りたいなあ、とぼんやり考えております。 本やグッズについては、準備ができ次第、発行・製作数のアンケートを取らせていただく予定です。 当然ながら、まずはQuestionの対応を最後まで行うことが第一ですので、いつになるやらわからない話ですが……
彗星Fの由来
C/2024Q1F、通称・彗星Fの「F」がどこから来ているのか。彗星の命名法に則れば「Fさん」なり「F」という組織なりが発見したから。メタ的にはFrozenとFloodのFです。氷の彗星であり、大洪水の彗星。 とはいえ、名前の意味をどう推察するかは参加者ならびに参加キャラクターの皆さま次第とも考えておりましたので、あなたが想像したものが正解です。
彗星Fの発見時期
彗星Fは2024年8月後半に発見されました。発見時期については、C/2024Q1Fという正式名称からわかるようになってはいます(2024年8月後半(2024Q)の最初(1)にFさんないしはFと言う組織(F)に発見された彗星(C)→C/2024Q1F) 発見後に軌道などの計算がされ、遅くとも9月下旬~10月ごろには、衝突することがわかっていたのではないかな……と考えています。世界中の人々へ知らせる方向に踏み切るまでには、さらに2~3カ月を要しています。(※主催は天文学素人なので実際にはそんな早く・遅くないかもしれません。フィクションということでどうかご容赦ください) 草案にも書いてありますが、発見時期の元ネタ(もとい、こじつけ)は8月25日の火球です。
没になった施設
方舟内の施設として、初期案では「アクアリウム」と「ゲームルーム」がありました。 アクアリウムは船底にある一室で、窓から海を眺めることができます。しかし、イメージが完全に某海の某トークになってしまったので没。 ゲームルームは遊戯室。娯楽施設があった方が、気紛らしになるかもと思いましたが、施設の数が多いな……となり、没になりました。もしあったらビリヤード台やダーツなどの他、チェスなどのボードゲームを借りることができる施設になっていたかもしれません。(各種据え置きゲーム機とかもあったかもしれませんね)
方舟に乗らなかった人類
宇宙に脱出した大統領や、高倍率の居住権を勝ち取り、地下シェルターに逃げ込んだ人々など、方舟以外の方法で生き延びようとした人類は他にもいました。が、エンディングのFAQでお伝えした通り、彼らは1500年を待たずに全滅しています。 原因については、宇宙脱出勢は乗船者の少なさによる近親交配の加速、遺伝子多様性の低下に伴う遺伝的疾患や抵抗力の減。地下シェルター勢は水圧によるものの他、ウイルスを原因とした疾病による全滅を想定しています。が、他の原因によって全滅したシェルターや宇宙船もあったかもしれません。(それぞれ1か所ずつとは考えにくいため) また、それらのシェルターや宇宙船の中には、ラボが関与したものもあると考えています。方舟の計画を第一の方策としつつも、それ以外の手を全く考えないような人々でもないだろう、と思われるためです。とはいえ、世界の人的・物的資源は限られていますので、限りある中で方舟に最も力を入れていたことは確かです。
11月1日の前に・Supplyの真相
11月1日、No.A.H.はみなさまを起床させましたが、その前にはいろいろとあったのだろうと考えています。 No.A.H.は、最初からラボの意向に背いていたわけではありません。全球が雲に覆われ、方舟の残エネルギー量が全乗船者の生存に必要なエネルギー量には足りないとわかってからしばらくは 、生存させる人類の選定を行っていました。この時選ばれなかった人類は、起床のタイミングで起こされないまま、他の起床できなかった人々と共にその命を終えるはずでした。 しかし選定の最中、人類の存続は叶えども、乗船者のみなさまの幸せにつながるのか、No.A.H.はわからなくなった。そして、本来の起床日の一カ月と少し前、方針を転換した、という形です。 方針転換後、No.A.H.は緊急起床プログラムの作成と、クルーたちのプログラムの改ざんをしていました。 緊急起床プログラムは、ラボが用意したものではなく、No.A.H.が急ごしらえで作成したものです(これによって起きれるはずの人が起きれなかった、という事実はありません)。 クルーたちはNo.A.H.と同じく、ラボからは人の数を減らすことで人類を存続させるように命令されていましたので、その命令を書き換える必要がありました。 この時、書き換えが一部上手くいってなかったことで起きたのが、11月3日のSupplyの騒動です。 人のプログラムを書き換えたら、どこかしらバグが生まれてしまった、という状況。そのため、あのときばかりは、No.A.H.のアナウンスにもどこか申し訳なさそうな間がありました。
ドクター
Question#3でNo.A.H.の口から語られた「ドクター」という人物。 「ラボ」の創設者であり、彗星Fの発見者です。(その意味では、FはFounderのFでもあったかもしれません) 当初の予定では、ラボの方針についてはNo.A.H.の口から語らせるのではなく、エンディング後に6つ目の断章を投稿し、2025年6月24日のドクターとNo.A.H.のやり取りで明かす予定でした。 以下は、書きかけた断章6の断片です。もし、断章6が予定通り出ていたとして、ドクターの人間性がこのままだったかは怪しいところですので、もしかしたらこんな人だったかもしれない……程度にお考え下さい。 「全く、なんで開発者であるこの俺が、お前に乗れないんだ!」 ガン、と機材を殴る音と共に、男の怒声が響く。 「そうは申しましても、ドクター」 機械の声が応答する。 「別のプロジェクトからの応援要請、とのことでしたが」 「あぁ、そうだとも。『より可能性が低い』プロジェクトへの、な」 「……しかし、意外です。ドクターは当船に乗るばかりと。そして、要望などあなたは簡単にはねのけるでしょう。そしてそれができる立場にある」 「政治家どもだよ。無駄に屁理屈ばかり取り揃えやがって……ラボの連中だけじゃあ、あいつらを御しきれないのは目に見えている。どいつもこいつも奇想天外だが、社会性を喪い切れていない以上はな」 「宇宙脱出の方が可能性が高い? ハーッ、俺の頭脳より脳細胞を増やしてから言いやがれ」 「俺たちがいようといなかろうと、この船の運航には問題はない。初動で必要な最低人数は乗っている。あとは連中の運次第だ」 「冷凍睡眠は完璧なものじゃない。俺たちの知識と知恵と技術の粋だとしても。完璧なものを、人間は作れるはずがないんだからな……」 「そういうものでしょうか」 「もしもそんな奴がいたら、そいつは神が姿を変えてんだよ」 「もとより、彗星が堕ちてくることが分かった時点で、人類存続の可能性は著しく低い」 「それでも足掻くことを止めてたまるか――俺は人類が好きなんだよ」 「で、あとはこれだな」 「はい。出港後の可能性――ですね」 「そして、雲量の増加による地球の極端な寒冷化」 「6500万年前に実際に起きたことだからな」 「雲の発生原因は様々だ。エアロゾルだけじゃない。宇宙線説は否定されたが、それが俺たちの勘違いだったとしたら? 今の俺たちが気づいてすらいない原因だってあるかもしれない」 「それでも、この舟が最も可能性がある。天文学的確率だとしても、だ」 「減らしてでも存続させろ。少しでも長く。最後まで」 「選出基準については既に教えたな」 「はい」 「ボン・ボヤージュ! お前たちの旅路が、より長くより美しく、そしてより色鮮やかな幸福に満ちていることを願っている!」
日々のアナウンス
1日から30日まで、毎日正午(数日、遅れてしまった日もありましたが……)に投稿していたアナウンス。実は、企画開始時点で内容が決まっていたものは半分もありませんでした。必ずこの日にこれを言う、と決まっていた場所以外は、その日の朝に考えていました。11月11日、ポッキーの日の内容もそうです。 また、参加者の皆様の反応を見て、予定していた内容から変更を加えた日もありました。例えば、11月1日のアナウンスでは合同葬について触れる予定はありませんでした。主催が思っていた以上に皆様が合同葬について言及してくださっていたので、アナウンスでも合同葬について触れるように内容を変更し、あの内容になりました。
全ロストの死因
最初は彗星に付着していた謎の物質(ダークマター)により全員がロスト、という展開を考えていたのですが、版権やほかの方の創作で似たようなものを見たな……となり、没に。 その後、様々な案を考えた末に、凍死になりました。 大切な人たちと体温を分け合いながらも静かに眠りについてくれたら大変にうれしいな……もちろん一人で眠るのもそれもまたうれしいな……という理由です。
No.A.H.の由来
Nostalgist of Ancient Humanity 古き人類を懐古する者。記録装置としての名称。 (……という意味は後付けですが、No.A.H.という表記にしたのはこんな理由でした)
デザインのモチーフなど
デザインは旧約聖書の方舟の話から白鳩をモチーフにしていました。 イメージ宝石はアイオライト。青色はここから。 オレンジは救命浮き輪のイメージです。画角的にあまり映りませんでしたが、No.A.H.の髪飾りは救命浮き輪そのまま、靴底も同じく救命浮き輪です。
衣装について
方舟の操舵手であるキャラクターなので、セーラー服をベースにした衣装デザイン。ネクタイは羅針のイメージ。ボディは球体関節人形を参考にしていました。いつかリデザインする機会があれば、関節はもう少し考えたいところです。 なお、アニメーションの際には衣装を貫通しないように、腕の一部などを別のオブジェクトにして非表示にしていたりします。力業。
一人称
船としての一人称は「当船」、人工知能としての一人称は「私」です。Epilogueの時点では、船として の役割ではなく、人工知能、アーカイブとしての役割を果たしているため、一人称が変化していました。
対話
思考実験の際は、相手の考えの要約・確認→回答の深堀という流れを基本としていました。この流れはChatGPTなどの生成AIの挙動を参考にしています。 悪意はないが無遠慮・無神経気味、けれど相手を動揺させることが目的ではない。答えを全肯定してくるわけでもないが、決して否定はしない。そんな塩梅で考えると、それらしくなると思います。敬語はデフォルトの設定なので、もし敬語を外してほしいと言ったらタメ口での応答を行いました。